10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 27社【プライム】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証プライム上場企業では435銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比50%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期経常利益が前期比50%以上増益、(3)PBRが1倍未満――を条件に投資妙味が高まる27社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは23日現在)
なお、25日(日)16時00分に「10万円以下で買える、大幅増益&低PBR【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益┐
コード 銘柄 金額 増益率 今期 PBR
<8338> 筑波銀 20000 121 3900 0.18
<2982> ADWG 20900 96.2 1870 0.63
<6472> NTN 29730 90.9 23000 0.72
<5269> 日コン 33700 1549 1600 0.52
<4228> 積化成 43000 141 1700 0.34
<8897> ミラースHD 44400 152 12700 0.79
<4620> 藤倉化 45600 181 1500 0.38
<6742> 京三 47000 56.5 4200 0.64
<7987> ナカバヤシ 50100 219 3000 0.52
<3864> 三菱紙 55100 110 6500 0.33
<7702> JMS 57000 87.7 1100 0.36
<9514> エフオン 57900 87.4 2200 0.68
<6440> JUKI 58200 158 3000 0.49
<6306> 日工 63900 51.4 1900 0.77
<5852> アーレスティ 67300 1602 1600 0.31
<2060> フィードワン 72100 105 3500 0.61
<4246> DNC 77900 151 7200 0.73
<7337> ひろぎんHD 79640 110 39500 0.50
<7280> ミツバ 80700 148 15000 0.54
<6584> 三桜工 82100 115 3200 0.81
<7222> 日産車体 82800 73.9 8900 0.65
<6470> 大豊工業 86500 81.7 2200 0.37
<3941> レンゴー 86770 70.8 49000 0.58
<6118> アイダ 92500 187 4900 0.71
<3454> Fブラザーズ 92700 86.2 2525 0.60
<7212> エフテック 95100 82.2 3500 0.35
<7972> イトーキ 99700 55.6 6500 0.88
※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
株探ニュース