ケミファが後場動意、富士フイルムメディカルと「ドロップスクリーン」販売契約締結
日本ケミファ<4539>が後場動意。一時13%超上昇し、年初来高値を更新した。同社はきょう、自社が製造販売するアレルギースクリーニング機器・試薬「ドロップスクリーン」に関し、富士フイルムホールディングス<4901>傘下の富士フイルムメディカルと販売契約を締結したと発表。これが材料視されたようだ。
ケミファが20年2月に販売を開始したドロップスクリーンは、「微量採血で受診者の負担を軽減し、アレルギー検査をより身近に」というコンセプトで開発された検査機器・試薬。1滴の血液で、同時に41項目のアレルゲンに対する特異的IgE抗体測定を約30分という短時間で実施できるため、検査結果を速やかに受診者へ伝えることができるという。