★本日の【イチオシ決算】 グローバル社、ソフトフロン、壱番屋 (6月26日)
1)本日(6月26日)引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【グローバル社 <3271> [東証S]】 ★今期最終を75%上方修正
◆23年6月期の連結最終利益を従来予想の8.3億円→14.6億円に74.8%上方修正。増益率が81.0%増→3.2倍に拡大する見通しとなった。ホテル事業に関する信託受益権を親会社SBIホールディングス <8473> の子会社に売却することに伴い、売上高が計画を大幅に上回ることが寄与。分譲マンション事業と収益物件事業の物件売却が想定より順調に進捗したことも上振れの要因となる。
●サプライズな決算発表・業績修正
三東工業 <1788> [東証S] ★今期配当を30円増額修正
◆23年6月期の期末一括配当を従来計画の60円→90円(前期は70円)に大幅増額修正した。業績が堅調に推移していることを踏まえ、株主への利益配分を増やす。権利付き最終日の28日を目前に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。
ソフトフロン <2321> [東証G] ★非開示だった今期経常は黒字浮上へ
◆非開示だった24年3月期の連結経常損益は5500万円の黒字(前期は5100万円の赤字)に浮上する見通しとなった。足もとの受注残高や今後の受注見込みの状況などを踏まえて通期業績予想を公表。自然会話AIプラットフォーム「commubo」やクラウド自動電話サービス「telmee」の新規領域と子会社サイト・パブリスの事業成長を見込む。
壱番屋 <7630> [東証P] ★3-5月期(1Q)経常は87%増益で着地
◆24年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比86.9%増の13.2億円に拡大して着地。行動制限の解除を背景に客数が回復したほか、前期に実施した値上げ効果によって客単価が大きく上昇したことが寄与。海外店舗も好調だった。原材料費や物流費、光熱費は高止まりしたものの、増収効果や採算改善で吸収した。
上期計画の19.3億円に対する進捗率は68.5%に達しており、業績上振れが期待される。
人・夢・技術 <9248> [東証P] ★今期配当を20円増額修正
◆23年9月期の期末一括配当を従来計画の40円→60円(前期は66円)に大幅増額修正した。配当政策を変更し、1株当たり配当額60円と配当性向35%に基づく配当額の高い方を目安に実施する。期末配当利回りは4.06%に上昇。
■発表時間未確認 ※カッコ()内は直近決算発表の公表時刻
◆第1四半期決算:
<2354> YEデジタル [東S] (前回16:00)
<2778> パレモ・HD [東S] (前回15:30)
<7624> NaITO [東S] (前回16:00)
<7649> スギHD [東P] (前回15:30)
◆第2四半期決算:
<6664> オプトエレ [東S] (前回15:30)
合計5社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
株探ニュース