アルファベットにも売り強まる アナリストが「中立」に引き下げ=米国株個別

材料
2023年6月27日 3時18分

きょうの米株式市場はIT・ハイテク株に戻り売りが強まる中、アルファベット<GOOG>も売りが強まっている。きょうはアナリストの投資判断引き下げも伝わっており、「中立」に引き下げた。

今年の主要IT・ハイテク株は市場を上昇させたが、その動きの大きさとバリュエーションに対する懸念から、この上昇が継続するのか、そして次の成長の原動力は何なのかと疑問を呈している。

同アナリストは投資判断に引き下げに際して「足元の1桁台後半のサイトの成長や、コンセンサスでは11%への加速が予想されているが、これを上回ることは難しい」と指摘している。同社の収益にはジェネレーティブ人工知能に関するリスクがあり、最適化には時間がかかるかもしれないと述べた。また、今年の同社株は37%上昇しているが、リスクプロファイルはバランスが取れているように見えるとも付け加えた。

ウォール街のアナリストは依然として同社株を幅広く好意的に見ており、アナリストの9割近くが買い相当の評価をしている。売却を推奨するアナリストはいない。しかし、中立的な評価の数は増加傾向にある。

先月、別のアナリストも同社株を「中立」に引き下げ、AIへの移行が進むにつれ、評価は不安定なままだろうと指摘していた。

(NY時間14:07)

アルファベットC<GOOG> 119.18(-3.84 -3.12%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.