日経平均は20円安、寄り後は下げ渋り
日経平均は20円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で、主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、引き続き、6月末にかけての年金基金のリバランス(資産の再配分)に伴う売りなどが警戒され、買い手控え要因となった。一方、日経平均は昨日までの3日続落で800円を超す下げとなっており、押し目買いが入りやすかった。また、昨日の日経平均が朝安の後は下げ渋り、一時上げに転じるなど底堅い動きだったことから、相場の下値は堅いと見る向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ渋っている。
《SK》