株価指数先物【昼】 ショートカバーを伴った上昇でOP権利行使価格3万3500円水準まで一気に切り上がる

市況
2023年6月29日 12時14分

日経225先物は11時30分時点、前日比190円高の3万3330円(+0.57%)前後で推移。寄り付きは3万3310円とシカゴ日経平均先物清算値(3万3240円)を上回って始まった。現物の寄り付き直前に3万3240円まで上げ幅を縮めたものの、指数インパクトの大きい東京エレクトロン <8035> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]が買い先行で指数をけん引するなか中盤に上げ幅を広げ、一時3万3520円まで買われた。ただ、節目の3万3500円回復で利食いも強まり、終盤にかけて上げ幅を縮めた。

米国市場で大型テック株が買われた流れに加え、予想を上回る決算を発表したマイクロン・テクノロジー<MU>の時間外での上昇が支援材料となった。日経225先物はナイトセッションでボリンジャーバンドの+1σを捉えるなか、寄り付き直後は同水準で上値を抑えられる格好となったが、その後の切り返しで+1σを上放れると、ショートカバーを伴った上昇でオプション権利行使価格の3万3500円水準まで一気に切り上がる格好となった。さすがに利食いが入りやすいものの、+1σ水準で底堅さが見られるようだと、+2σとのレンジが意識されそうだ。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.50倍に上昇し、25日移動平均線を捉えてきた。いったんは達成感も意識されそうだが、25日線が位置する14.51倍を明確に上放れてくれば、NTショートを巻き戻す流れが強まろう。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.