フレイル・バッテリーが大幅高 アナリストが目標株価を13ドルに設定=米国株個別
リチウムイオン電池のフレイル・バッテリー<FREY>が大幅高。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を13ドルに設定した。前日終値から72%高い水準。同社が電池生産を含む商業的マイルストーンに到達する可能性があるとしている。同社のカスタマー・クオリフィケーション・プラント(CQP)で最初のバッテリー・ユニット・セルの充電に成功したと発表した。
アナリストは「今後3カ月から6カ月が株主価値を引き出すためのカタリストの窓だと見ている。最近の株価のアンダーパフォームと、実行に関する透明性の向上により、リスク・リワードが改善している」と述べた。同社がCQPから高品質のセルを顧客に供給することに成功すれば、株価はアウトパフォームする可能性があるとも指摘した。
【企業概要】
エネルギーと輸送システムの脱炭素化を加速する、クリーンな次世代電池の開発・生産・販売に取り組む。エネルギー貯蔵システム、船舶用途、商用車、および電気自動車市場などを対象に、リチウムイオン電池の開発を進める。
(NY時間10:24)
フレイル<FREY> 8.95(+1.40 +18.55%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美