NY外為:ドル買い一服、予想下振れ5月中古住宅販売成約指数や利食いのドル売り
NY外為市場では米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げを織り込むドル買いが一段落した。5月中古住宅販売成約指数が予想以上に悪化したことでドル買いが後退、また、利食い売りが影響したと見られる。米短期金融市場は年内2回目の利上げを50%織り込んだ。
10年債利回りは3.74%から3.87%まで上昇後、3.83%でいったん上げどまり。ドル指数も102.78から103.43まで上昇後、103.19で伸び悩んだ。
ドル・円は144円20銭から144円90銭まで上昇後、144円64銭へ反落。ユーロ・ドルは1.0941ドルから下落後、1.0885ドルへ反発した。ポンド・ドルは1.2667ドルから1.2591ドルまで下落後、1.2611ドルへ反発。
《KY》