銚子丸が反落、24年5月期は最終減益で減配見通し
銚子丸<3075>が反落している。29日の取引終了後に発表した24年5月期単独業績予想で、純利益4億2100万円(前期比24.5%減)と最終減益を見込み、年間配当予想を前期比6円減の6円としたことが嫌気されている。
新型コロナウイルス感染症の収束に伴いイートイン需要が復活してきていることや価格改定の効果、更に4店舗の新規出店と3店舗の大規模改装を計画することで、売上高209億100万円(同8.2%増)、営業利益6億9900万円(同4.4%増)と増収、営業増益を見込む。ただ、コロナ収束により受取協力金(前期1億2900万円)が剥落することから最終減益を余儀なくされる見通し。また、前期の特別配当がなくなることから減配を予想する。
なお、23年5月期決算は、売上高193億1000万円(前の期比13.4%増)、営業利益6億6900万円(同2.9倍)、純利益5億5800万円(同47.2%減)だった。