シカゴ連銀総裁、7月利上げを判断するのは時期尚早もインフレは予想以上に持続
グルースビー・シカゴ連銀総裁の発言が伝わり、7月に利上げを判断するのは時期尚早だとしながらも、インフレは依然として目標を大きく上回っており、予想以上に持続していると述べた。
インフレのいくつかの指標は改善しているが、他の指標は予想ほど急速に低下していない。当面の間、誰もが注目すべきなのは、商品価格やインフレが一過性の理由で高過ぎるのか、それとも持続的な何かがあるのかが鍵だと述べた。
今年の政策決定で投票権を持つ同総裁は7月FOMCで何をすべきか、まだ決めていないという。「次回までの数週間で多くのデータを得ることになる。それを見て、よく考えなければならないと思う」と述べた。