3日の株式相場見通し=反発、米ハイテク株高に追随し買い優勢

市況
2023年7月3日 8時01分

3日の東京株式市場は主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となり、日経平均株価は反発に転じそうだ。3万3000円台前半で強調展開が予想される。前週末の米国株市場ではNYダウが続伸したほか、ハイテク株への資金流入が目立ったことでナスダック総合株価指数の上昇率が相対的に高くなった。ナスダック指数が年初から30%を上回る上昇を達成している。注目された5月のPCEデフレーター(コア指数)の伸びが予想を下回り、これにより過度なインフレ懸念が後退、FRBに対する金融引き締めが長期化することへの警戒感が和らいだ。これを受け東京市場でもリスクを取る動きが優勢となりそうだ。米ハイテク株高を受け、グロース(成長)株への買いが期待されるほか、ここ見直しムードが再燃している低PBR株への投資資金の攻勢も見込まれる。株式需給面ではETFの分配金捻出のための換金売りが想定される一方で、きょうから23年度相場の第2四半期入りとなることで、新たな資金流入も期待される。

30日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比285ドル18セント高の3万4407ドル60セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同196.592ポイント高の1万3787.923だった。

日程面では、きょうは6月の日銀短観など。海外では財新中国製造業PMI、6月の米ISM製造業景況感指数、5月の米建設支出など。

出所:MINKABU PRESS

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