東京株式(前引け)=急反発、500円超の上昇で年初来高値上回る場面も

市況
2023年7月3日 11時46分

3日前引けの日経平均株価は前営業日比515円69銭高の3万3704円73銭と大幅反発。前場のプライム市場の売買高概算は7億5050万株、売買代金概算は1兆8119億円。値上がり銘柄数は1562、対して値下がり銘柄数は222、変わらずは49銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前週末の欧米株市場が総じて高かったことでリスク選好の地合いとなった。米株市場ではハイテク系グロース株が買われ、ナスダック総合株価指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の上昇が目立っており、東京市場でもこれを引き継ぐ形で半導体セクターなど中心に投資資金が流入している。朝方高く始まったあとも先物主導で高値圏を進む展開となり、日経平均は一時6月16日につけた年初来高値を上回る場面もあった。プライム市場の85%の銘柄が値上がりした。

個別では売買代金トップスリーのレーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>の半導体主力株が大幅高、ダイキン工業<6367>、ソニーグループ<6758>なども物色人気。ダイセキ環境ソリューション<1712>、ミクニ<7247>、三光合成<7888>などが値を飛ばした。平和堂<8276>も急伸となった。半面、JSR<4185>が冴えず、クスリのアオキホールディングス<3549>も値を下げた。テスホールディングス<5074>が大幅安、ファイズホールディングス<9325>、粧美堂<7819>なども安い。

出所:MINKABU PRESS

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