株価指数先物【昼】 ボリンジャーの+1σを明確に上放れ、終盤にかけてショートカバーの動きに
日経225先物は11時30分時点、前日比460円高の3万3650円(+1.38%)前後で推移。寄り付きは3万3470円とシカゴ日経平均先物清算値(3万3435円)にサヤ寄せする格好で買いが先行した。前週末の米国市場がハイテク株主導で上昇した流れを引き継ぐ格好となった。寄り付き後ほどなくして3万3600円を回復すると、利食いをこなしてリバウンド基調を継続。終盤にかけて3万3730円まで買われる場面も見られた。
東京エレクトロン <8035> [東証P]やダイキン工業 <6367> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]、信越化学工業 <4063> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさ株がけん引する格好となった。ボリンジャーバンドの+1σを寄り付き時点で突破し、その後も同水準での底堅さが見られるなか、終盤にかけてショートカバーに向かわせたようだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.53倍に上昇し、25日移動平均線を上放れてきた。25日線が位置する14.51倍を上回っての推移が続くようだと、ややNTロングでのスプレッド狙いが入りやすいだろう。
株探ニュース