本日注目すべき【好決算】銘柄 霞ヶ関C、アスクル、ハイデ日高 (4日大引け後 発表分)

注目
2023年7月5日 7時01分

7月4日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

霞ヶ関C <3498> [東証G]  ★今期経常を41%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額

◆23年8月期の連結経常利益を従来予想の27億円→38億円に40.7%上方修正。増益率が55.9%増→2.2倍に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。社会活動の正常化に向けた動きが加速し、アパートメントホテルの収益性が向上していることに加え、物流事業で想定より早期にドライ倉庫の売却がすべて決定したことを反映した。

業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の50円→60円(前期は30円)に増額修正した。

アスクル <2678> [東証P]  ★今期経常は12%増で4期連続最高益、2円増配へ

◆23年5月期の連結経常利益は前の期比1.2%増の144億円で着地。続く24年5月期も前期比12.1%増の162億円に伸び、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は新WEBサイトのオープン化効果や歯科用品ECを運営するフィードの新規連結などで、BtoB事業の2ケタ増収増益を見込む。

併せて、前期の年間配当を32円→34円(前の期は31円)に増額し、今期も前期比2円増の36円に増配する方針とした。

ハイデ日高 <7611> [東証P]  ★3-5月期(1Q)営業は12億円の黒字に浮上

◆24年2月期第1四半期(3-5月)の営業損益(非連結)は12.2億円の黒字(前年同期は0.1億円の赤字)に浮上して着地。経済活動の正常化が進展する中、値上げや新メニュー投入などが奏功し、37.4%の大幅増収を達成したことが寄与。

上期計画の15.8億円に対する進捗率は77.2%に達しており、業績上振れが期待される。

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