5日の株式相場見通し=続落、手掛かり材料難で買い手控えムード

市況
2023年7月5日 8時00分

5日の東京株式市場は前日に続き売り優勢の地合いとなることが予想される。日経平均株価は続落し3万3000円台前半で売り物をこなす展開となりそうだ。前日の米国株市場は独立記念日の祝日で休場だったため、手掛かり材料に事欠く状況だが、外国為替市場では対ドル、対ユーロともに円高傾向にあり、輸出セクター中心に向かい風が意識される。欧州株式市場ではドイツやフランス、英国など主要国の株価指数が総じて軟調だったことも買い手控えムードにつながる。東京市場では前日に広範囲にわたって利益確定の動きが広がり、日経平均は一時400円を超える下げをみせる場面もあった。ETFの分配金捻出を目的とした売りが観測されるなか下げを助長したが、きょうも引き続きETF絡みの売り圧力が重荷となりやすい。ただ、個別株物色意欲は旺盛で、低PBR銘柄などバリュー株を中心に投資資金の流入が続きそうだ。取引時間中は米株価指数先物や、中国株などアジア株市場の動向に左右されるケースも考えられる。

日程面では、きょうは7月の日銀当座預金増減要因見込みなど。海外では6月の財新・中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)、5月の米製造業受注、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(6月13~14日開催分)など。

出所:MINKABU PRESS

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