東京株式(前引け)=続落、買い手控えも売り一巡後は下げ渋る

市況
2023年7月5日 11時46分

5日前引けの日経平均株価は前営業日比119円52銭安の3万3303円00銭と続落。前場のプライム市場の売買高概算は7億3638万株、売買代金概算は1兆7570億円。値上がり銘柄数は620、対して値下がり銘柄数は1139、変わらずは76銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は朝方から売り優勢に傾き、日経平均は3万3000円台前半で下値を探る地合いとなった。前日の米国株市場が独立記念日の祝日で休場だったことから買い手掛かり材料に乏しく、ETF分配金捻出のための売り圧力などが意識されるなか、手控えムードが強まった。日経平均は朝方に一時380円あまりの下げをみせる場面もあったが、その後は押し目買いが入り下げ渋っている。業種別では海運株の上昇が際立っている。一方、値下がり銘柄数は1100を超えプライム市場の6割強を占めた。

個別ではレーザーテック<6920>が安く、ソシオネクスト<6526>もやや売り優勢。ファーストリテイリング<9983>が値を下げたほか、三井物産<8031>なども売りに押された。インフォマート<2492>が大幅安、FOOD & LIFE COMPANIES<3563>の下げも目立つ。半面、アドバンテスト<6857>が買われ、ルネサスエレクトロニクス<6723>も高い。川崎汽船<9107>をはじめ海運株の上昇が目立つ。第一三共<4568>も急反発。アスクル<2678>が値上がり率トップに買われ、大同メタル工業<7245>も値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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