FOMC議事録への反応は限定的 タカ派な利上げ一時停止だったことを確認も新たな内容もなし

市況
2023年7月6日 3時25分

日本時間3時に6月開催分のFOMC議事録が公表された。FOMC委員のほぼ全員が一時停止を適切または容認できると判断した一方、大半の委員が年内の追加利上げを予想していたことが明らかになっている。タカ派な利上げ一時停止だったことを確認する内容ではあるが、目新しい内容もなく、市場の反応は限定的となっている。

為替市場でドルは発表直後に若干売りの反応が出たものの、直ぐに元の位置に戻す動き。米株式市場はほぼ反応が出ていない。

*FOMC議事録

・大半の委員が年内の追加利上げを予想。

・一部は利上げを支持するも、一時停止に同調。

・ほぼ全員が一時停止を適切または容認できると見ていた。

・スタッフは今年の穏やかな景気後退の予測を維持。

・ほぼ全員が高インフレを見通しの重要な要因と判断。

・成長リスクは下振れ、失業率のリスクは上振れと判断。

・国債発行による潜在的な市場のひずみについて議論

USD/JPY 144.65

EUR/USD 1.0861

GBP/USD 1.2706

NY株式5日(NY時間14:14)

ダウ平均   34295.68(-122.79 -0.36%)

ナスダック   13801.32(-15.45 -0.11%)

CME日経平均先物 33160(大証終比:-160 -0.48%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.