伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (7月6日記)
日経平均株価は、現在が天井型を形成中なら目先の価格は目立った調整なく、6月27日の安値3万2306円以下へ下げる公算です。
6月9日までの上昇の仕方を考慮すると、調整を経過した後に上昇を開始する場合、押し目をつけた翌営業日の価格が上放れて始まっています。
昨日、3万3000円前後で下値を支えられる動きとなって、本日以降、上昇を開始するなら本日は上放れて始まるはずでしたが、昨晩の225先物の引値からそうならない公算です。
本日は価格が上昇しても、昨日の高値3万3389円付近が上値の限界になると考えられます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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