外為サマリー:ポジション調整の動きなどから一時144円19銭まで軟化

通貨
2023年7月6日 10時19分

6日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=144円23銭前後と前日の午後5時時点に比べて20銭程度のドル安・円高となっている。

5日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円66銭前後と前日に比べて20銭弱のドル高・円安で取引を終えた。6月13~14日に開催された米連邦公開市場員会(FOMC)議事要旨を受け、米追加利上げ観測が一段と高まるなか一時144円70銭まで上伸した。

ただ、今晩は米6月ADP雇用統計や前週分の米新規失業保険申請件数、米6月ISM非製造業景況感指数が相次いで発表されることからポジション調整の動きが出やすく、この日の東京市場のドル円相場は軟調な展開となっている。日経平均株価の下落を背景にリスク回避的なドル売り・円買いも出ているようで、午前9時50分過ぎには144円19銭まで下押す場面があった。また、前日に発表された6月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)改定値が低調だったことで、ユーロへの売りも目立っている。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0849ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=156円48銭前後と同75銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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