話題株ピックアップ【夕刊】(3):システナ、gumi、大同メ
■gumi <3903> 714円 +34 円 (+5.0%) 本日終値 東証プライム 上昇率6位
gumi<3903>は4日続伸。今夏リリース予定のスマートフォン向け本格シミュレーションRPG「アスタータタリクス(アスタタ)」の特別番組が、6日午前0時30分~午前1時00分にTOKYO MXで放送されたことが株価を刺激したようだ。このゲームは、同社のスタジオ「Studio FgG」が開発をし、事業パートナーとしてアニプレックス(東京都千代田区)が参画。4日にはApp Storeでの予約注文、及びGoogle Playでの事前登録を開始したことを明らかにしている。
■大同メタル工業 <7245> 557円 +20 円 (+3.7%) 本日終値
大同メタル工業<7245>は全体地合い悪に抗し無類の強さを発揮、連続大陽線で23円高の560円まで上値を伸ばす場面があった。約2カ月ぶりの年初来高値更新。軸受けメタルの専業メーカーで自動車エンジン向けで世界シェア3割を有するグローバルニッチトップ企業。モーターやパワーコントロールユニットなどのアルミダイカストに優位性があり、電気自動車(EV)向けでも積極的に需要開拓を進めている。前日の急騰に続き、きょうも利益確定売りをこなして上値を指向しているがPBR0.4倍台は依然として割安感が強い。自動車向け以外での収益案件獲得にも期待が大きい。会社側では成長投資拡大による低PBR是正に前向きな姿勢をみせており、その一環として欧州の洋上風力発電向け軸受け供給契約締結に伴う生産設備拡充に総額60億円の投資を行う。
■エイチワン <5989> 812円 +25 円 (+3.2%) 本日終値
エイチワン<5989>は8連騰で連日の年初来高値更新。全体相場が大きく下値を試すなか異彩を放つ上げ足をみせている。ホンダ系の自動車部品会社でアンダーボディ骨格部品を主力としている。世界的な電気自動車(EV)シフトに対応して、EV向け受注獲得に傾注している。26年3月期に売上高3000億円(前期実績2255億円)を目指す中期計画を策定し、業容拡大にまい進している。24年3月期は前期比4円増配の24円を計画し、3%近い配当利回りだが、PBRが0.3倍台と極めて低水準にあることで、一段の株主還元への期待もある。
■AB&Company <9251> 1,200円 +24 円 (+2.0%) 本日終値
AB&Company<9251>がしっかりとした値動きとなっている。同社は5日取引終了後、6月度の国内店舗月次営業速報を公表。既存店の売上高が前年同月比1.0%増と、16カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されたようだ。なお、全店ベースの売上高は同13.2%増となった。
■アップガレージグループ <7134> 756円 +15 円 (+2.0%) 本日終値
アップガレージグループ<7134>が5日続伸した。5日の取引終了後に6月の月次売上状況(速報)を発表した。直営の既存店売上高は前年同月比1.8%増の3億2000万円となった。2カ月ぶりに前年を上回ったことが好感されたようだ。直営の全店売上高は同10.8%増の3億7500万円と増収基調を続けた。直営とフランチャイズチェーン(FC)を合わせた全店売上高は同9.2%増の16億1000万円だった。
■コスモ・バイオ <3386> 956円 +16 円 (+1.7%) 本日終値
コスモ・バイオ<3386>が動意。5日の取引終了後、東京大学発バイオベンチャーのジェリクル(東京都文京区)との間で、研究用試薬としての「生体組織・細胞・試料を固定化する基質となる材料」の共同開発契約を締結したと発表。同契約により、コスモバイオは研究用試薬分野に向けた製品をジェリクル社と独占的に共同開発し、製品化する。製品化後、国内で独占的に販売する予定。
■プロパティエージェント <3464> 1,204円 +17 円 (+1.4%) 本日終値
プロパティエージェント<3464>が7日続伸。6日、子会社のDXYZの顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」について、常石造船(広島県福山市)のグループ人事システムと連携し、顔認証勤怠管理の運用が始まったと発表した。今後の導入企業の拡大を期待した買いが入ったようだ。まず、常石造船グループの新潟造船(新潟市中央区)の本社に導入した。今回の導入が第1号案件となるという。新潟造船の三崎工場への導入も決定しており、今後、常石造船グループ各社への導入を進めるとしている。
■ウイルプラス <3538> 1,248円 +11 円 (+0.9%) 本日終値
ウイルプラスホールディングス<3538>が反発した。同社は輸入車販売を主力とする。日本自動車輸入組合が6日発表した6月の輸入車新規登録台数(速報、日本メーカー除く)は、前年同月比3.0%増の2万4533台だった。増加は9カ月連続となったほか、1~6月の上半期では前年同期比5.4%増の12万2667台となっており、業績期待を高めたようだ。
■ユニフォームネクスト <3566> 670円 -84 円 (-11.1%) 本日終値
ユニフォームネクスト<3566>が続急落した。5日の取引終了後に6月度の月次業績速報を開示した。売上高は前年同月比12.1%増の8億2900万円と増収基調を続けたものの、伸び率は5月の28.8%から大きく鈍化しており、売りを促す要因となった。6月は北海道や東北など一部地域で気温が上昇し、春夏用の作業服などの販売が伸長したほか、飲食店向けのエプロンやコックコート、医療制服のスクラブも堅調だった。一方、昨年は記録的な猛暑によりファン付き作業服の特需があり、同商品が前年比ではやや低調となった。
●ストップ高銘柄
三ッ星 <5820> 2,690円 +500 円 (+22.8%) ストップ高 本日終値
くろがね工作所 <7997> 914円 +150 円 (+19.6%) ストップ高 本日終値
スペースマーケット <4487> 488円 +80 円 (+19.6%) ストップ高 本日終値
環境管理センター <4657> 630円 +100 円 (+18.9%) ストップ高 本日終値
免疫生物研究所 <4570> 552円 +80 円 (+17.0%) ストップ高 本日終値
など、6銘柄
●ストップ安銘柄
ヘリオスTH <6927> 922円 -300 円 (-24.6%) ストップ安 本日終値
海帆 <3133> 674円 -150 円 (-18.2%) ストップ安 本日終値
ファンデリー <3137> 367円 -80 円 (-17.9%) ストップ安 本日終値
など、4銘柄
株探ニュース