本日注目すべき【好決算】銘柄 オンワード、わらべ日洋、4℃ホールデ (6日大引け後 発表分)
7月6日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
オンワード <8016> [東証P] ★今期経常を43%上方修正、配当も2円増額
◆24年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比84.3%増の48.6億円に拡大して着地。アパレル関連事業で主力ブランドが好調を維持したほか、新規ブランドの成長が加速し、2ケタ増収を達成したことが寄与。グローバル事業の構造改革効果や商品サプライチェーンの効率化、ブランド複合店舗の展開による販売効率の改善も利益拡大につながった。
業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の63億円→90億円に42.9%上方修正。増益率が18.4%増→69.2%増に拡大する見通しとなった。
併せて、期末一括配当を従来計画の14円→16円(前期は12円)に増額修正した。
わらべ日洋 <2918> [東証P] ★3-5月期(1Q)経常は46%増益で着地
◆24年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比45.7%増の24.1億円に拡大して着地。主力の食品関連事業で新型コロナウイルス感染症による悪化影響からの回復が進んだうえ、商品規格の見直しを実施したことなども大幅増益につながった。
4℃ホールデ <8008> [東証P] ★3-5月期(1Q)経常は73%増益で着地
◆24年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比73.5%増の8.5億円に拡大して着地。ブライダルジュエリー専門店の店舗集約など構造改革の実施でジュエリー事業の採算が好転したことが寄与。デイリーファッション「パレット」の出店効果などでアパレル事業の収益が伸びたことも大幅増益に貢献した。
上期計画の10億円に対する進捗率は85.0%に達しており、業績上振れが期待される。
株探ニュース