伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (7月7日記)
日経平均株価は、昨晩のNYダウが下げた流れを映して、寄り付き値が下放れて始まる公算です。
寄り付きでの下放れにより、6月27日の安値3万2306円へ接近します。3万2306円を割ると、その時点では6月19日と7月3日の高値によるダブル・トップを完成します。
本日は天井型の形成を示すことで下げが勢いづくか、3万2306円前後で強く下値を支えられる動きになるかのどちらかの展開が考えられます。
前者なら、寄り付き後、積極的な下げの流れへ入る公算です。一方、後者なら、寄り付き後すぐに下値堅い動きが表れると考えられます。
⇒⇒ 株探プレミアムで「伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】」(原則日曜日午前中)をお読みいただけます!
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
株探ニュース