オンワードがカイ気配スタート、「23区」など好調で今期業績・配当予想を上方修正
オンワードホールディングス<8016>がカイ気配スタート。6日の取引終了後、24年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。今期の最終利益予想はこれまでの40億円から50億円(前期比63.3%増)に上方修正した。年間配当予想も2円増額し、前期比4円増配の16円に修正しており、好感されたようだ。
売上高の見通しは1850億円から1888億円(同7.2%増)に引き上げた。3~5月期において、「23区」や「五大陸」などの主力ブランドが引き続き好調に推移した。リアル店舗とオンライン店舗の来客数が増加したほか、グローバルでの事業構造改革の成果も出て、販管費率が大幅に低下した。
3~5月期の連結決算は、売上高が前年同期比12.0%増の499億700万円、最終利益が同83.6%増の33億4800万円だった。同社は6月度の月次売上概況も開示した。既存店売上高は前年同月比12.5%増と、増収基調を継続した。