WNIウェザ急反落、今期良好見通し発表も目先材料出尽くし
ウェザーニューズ<4825>が急反落。6日の取引終了後に24年5月期業績予想を発表し、売上高を前期比6.6%増の225億円、営業利益を同7.5%増の35億円とした。配当予想も前期比10円増の120円とし良好な見通しを示したものの、目先材料出尽くし感から売りが先行している。
自社配信コンテンツの充実の継続と広告事業の更なる拡大を見込む。法人向け事業でのSaaS型ビジネスモデルへのシフトに伴う成長も計画している。同時に発表した23年5月期決算は売上高が前の期比7.4%増の211億1400万円、営業利益が同12.1%増の32億5600万円。従来予想(売上高210億円、営業利益32億円)とほぼ同水準での着地となった。第3四半期までの進捗が好調だっただけに、業績上振れを期待した向きの売りも誘ったようだ。