話題株ピックアップ【夕刊】(3):デジプラ、光世、きょくとう
■デジタルプラス <3691> 787円 +52 円 (+7.1%) 本日終値
デジタルプラス<3691>が動意。6日の取引終了後、デジタル化したギフト券をプレゼントすることができるサービス「デジタルギフト」において、米SNS「Threads(スレッズ)」に対応した機能が使えるOEMプランをリリースすると発表。スレッズをはじめ、ツイッターやLINEといった各種SNSとAPI連携したリアルタイム抽選機能(インスタントウィン)や自社商品ギフト機能などが利用できるという。
■光世証券 <8617> 577円 +25 円 (+4.5%) 本日終値
光世証券<8617>が後場に買われ、2021年10月以来、1年9カ月ぶりの高値をつけた。7日、自社開発の証券基幹システムを他の証券会社に提供する「証券プラットフォームサービス」に関し、提供先からクラウドへの移設の要望があったことを受け、サービスに関する契約を締結することを決めたと発表した。これに伴い、24年3月期第3四半期(10~12月)にその他の営業収益として1100万円を計上するといい、手掛かり視されたようだ。今後、クラウドの特性を活用したサービス機能の拡充を計画するとしている。
■きょくとう <2300> 499円 +21 円 (+4.4%) 一時ストップ高 本日終値
きょくとう<2300>が一時ストップ高。この日、24年2月期第1四半期(3~5月)の単体決算を発表した。営業利益は前年同期比22.2%増の4億2700万円となった。通期の計画(5000万円)を超過したことに反応した買いが入ったようだ。売上高は同5.4%増の18億3200万円だった。同社は福岡県を地盤としてクリーニング事業を展開する。ホームクリーニング業界は春場に最需要期を迎えることから、売上高は第1四半期に偏る傾向があるという。
■キューブ <7112> 1,095円 +33 円 (+3.1%) 本日終値
キューブ<7112>が大幅反発した。6日の取引終了後、6月度の直営店の月次売上速報を開示した。既存店売上高は前年同月比7.7%増と、2カ月連続で増収となっており、株価の支援材料となったようだ。全店売上高は同16.9%増と、3カ月連続で前年を上回った。同社はゴルフウェアの販売を手掛けている。4月下旬に開店した大型路面店の青山店が売り上げの増加に寄与したほか、追加商品投入などの効果も継続した。
■ビューティガレージ <3180> 4,535円 +135 円 (+3.1%) 本日終値
ビューティガレージ<3180>が反発。岩井コスモ証券は6日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価は4400円から5300円に引き上げた。同社は国内最大の美容サロン向け卸売ECサイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」を運営している。同社の顧客である美容サロン業界は、コロナ禍の一巡による行動制限緩和で来店客が増加するなど外部環境は好転している。複数の有力ブランドの取り扱い開始による販売増も期待されている。同証券では24年4月期の連結営業利益は会社計画の15億6100万円(前期比15.0%増)に対して17億5000万円への増額修正を予想。25年4月期の同利益は20億5000万円への連続増益を見込んでいる。
■Jワランティ <7386> 3,265円 +95 円 (+3.0%) 本日終値
ジャパンワランティサポート<7386>が3日ぶりに反発。同社は6日、ゴウダ(大阪府茨木市)と提携し、トヨタ自動車<7203>が製造する住宅用蓄電池「おうち給電システム」に延長保証サービスを提供すると発表。ゴウダは「おうち給電システム」の正規販売店。このサービスにより、「おうち給電システム」はメーカー保証期間である10年の経過後も最長10年間(メーカー保証期間とあわせて最長20年間)の保証を受けることができる。
■INCLUSIVE <7078> 974円 +22 円 (+2.3%) 本日終値
INCLUSIVE<7078>が反発。同社はこの日、AIアナウンサー開発支援事業を開始したと発表しており、これが材料視された。同事業ではAI技術と音声合成技術を複合的に活用し、テキストから自然なアナウンス音声を自動生成する「AIアナウンサー」を開発して運用する。構築したAIアナウンサーをIP(知的財産)として収益化するビジネスモデルの構築も視野に入れている。
■クロスマーケ <3675> 836円 +16 円 (+2.0%) 本日終値
クロス・マーケティンググループ<3675>は高い。同社はきょう正午ごろ、子会社のREECHがTikTokでインスタントウィン(その場で当選がわかる懸賞)を用いたキャンペーンが実施できる「REECH Buzz」の提供を開始したと発表。このサービスを利用することにより、TikTokの動画視聴後や動画投稿に対し、懸賞応募機能を設けることができ、動画の完全視聴率のアップや商品の理解促進に寄与するとしている。
■エンビプロ <5698> 542円 +6 円 (+1.1%) 本日終値
エンビプロ・ホールディングス<5698>が反発した。7日、三井住友トラスト・ホールディングス<8309>傘下の三井住友信託銀行と、循環経済社会の構築を目的とした連携協定を締結したと発表。今後の事業拡大に寄与すると期待した買いが集まったようだ。エンビプロは三井住友信託銀行から、廃棄物の回収と再資源化などの課題を抱える自治体やメーカーの紹介を受けたうえで、専門ノウハウの提供を含む必要なサポートを実施していく。
■インターアクション <7725> 1,372円 +3 円 (+0.2%) 本日終値
インターアクション<7725>が3日ぶりに反発した。6日の取引終了後、大口の受注獲得を発表し、材料視された。受注したのはイメージセンサー検査関連製品で、受注額は2億3100万円。納期は今年12月から24年5月までを予定する。
●ストップ高銘柄
GRCS <9250> 3,790円 +700 円 (+22.7%) ストップ高 本日終値
カルナバイオサイエンス <4572> 910円 +150 円 (+19.7%) ストップ高 本日終値
免疫生物研究所 <4570> 652円 +100 円 (+18.1%) ストップ高 本日終値
スペースマーケット <4487> 568円 +80 円 (+16.4%) ストップ高 本日終値
など、5銘柄
●ストップ安銘柄
ヘリオスTH <6927> 772円 -150 円 (-16.3%) ストップ安 本日終値
環境管理センター <4657> 530円 -100 円 (-15.9%) ストップ安 本日終値
海帆 <3133> 574円 -100 円 (-14.8%) ストップ安 本日終値
以上、3銘柄
株探ニュース