エクスMがS安ウリ気配、人材採用苦戦など響き23年11月期業績予想を下方修正
エクスモーション<4394>がストップ安の1000円でウリ気配となっている。前週末7日の取引終了後、23年11月期の単独業績予想について、売上高を11億7300万円から10億4900万円(前期比0.1%増)へ、営業利益を2億2600万円から1億4800万円(同19.6%減)へ、純利益を1億5900万円から1億600万円(同20.9%減)へ下方修正し、増益予想から一転して減益予想としたことが嫌気されている。
人材採用の苦戦と退職に伴うコンサルタント要員数の未達に加えて、下期から投資活動として、生成AIを活用したコンサルティングサービスの開発に着手しており、既存のコンサルタントが開発を行うことが要因。また、同開発のために外部人材を投入することも利益を圧迫する。
同時に第2四半期累計(22年12月~23年5月)決算を発表した。同社は第2四半期決算から連結決算へ移行しており、売上高5億3400万円、営業利益8900万円、純利益5400万円となった。なお、通期連結業績予想は、売上高11億1200万円、営業利益1億1300万円、純利益7800万円を見込む。