7月10日のNY為替・原油概況
10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、142円51銭へ強含んだのち141円32銭まで下落し、引けた。
連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げを織り込む動きに一時ドル買いが強まったものの、NY連銀調査で1年のインフレ期待率の低下が明らかになったほか、中古車価格の下落などを材料にインフレ鈍化を想定する米国債買いが強まり、金利が低下に転じるとドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.0944 ドルへ下落後、1.0997ドルまで上昇し、引けた。
ユーロ・円は156円01銭まで強含んだのち、155円33銭まで下落。
ポンド・ドルは、1.2751ドルへ下落後、1.2850ドルへ上昇した。
ドル・スイスは0.8918フランへ上昇後、0.8859フランまで下落した。
【経済指標】
・米・5月卸売在庫改定値:前月比0%(予想:-0.1%、速報値:-0.1%)
・米・5月卸売売上高:前月比-0.2%(予想:+0.3%、速報値:+0.2%)
《KY》