キッズバイオが急落し年初来安値を更新、新株予約権発行で潜在的な希薄化を懸念
キッズウェル・バイオ<4584>が急落し、年初来安値を更新した。10日の取引終了後、第三者割当による第18回新株予約権(行使価格修正条項付)の発行を発表した。潜在的な1株利益の希薄化と株式需給の悪化を懸念した売りが膨らんだ。
CVI Investmentsを割当先として新株予約権を15万個(潜在株式数1500万株)発行し、手取り概算で約32億3200万円を調達。ラニビズマブバイオシミラー(GBS007)の更なる増産を目的とした製造運転資金に充てる。発行済み株式に対する希薄化率は最大46.78%となる。