ポプラが急伸、第1四半期最終黒字確保と債務超過解消を材料視
ポプラ<7601>が急伸した。この日、24年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表した。営業総収入は前年同期比5.8%減の32億5400万円と減収となった半面、最終損益は1億5200万円(前年同期は4500万円の赤字)と最終黒字を確保した。同社は23年2月期末時点で債務超過となっていた。今回、債務超過を解消しており、材料視されたようだ。
直営店のフランチャイズ化を進めるなか、光熱費や人件費の上昇が響いた。半面、固定資産の売却に伴う特別利益が寄与した。第三者割当で発行した優先株の払い込みを5月に完了したほか、最終利益を計上したことで、24年2月期第1四半期末の純資産の額は1億5500万円に回復した。広島銀行と締結した20億円のコミットメントライン契約などもあり、重要な資金繰りの懸念はないとしている。