ハニーズHDが急反落、24年5月期は5%営業減益を見込む
ハニーズホールディングス<2792>が急反落している。11日の取引終了後に発表した24年5月期連結業績予想で、売上高570億円(前期比3.8%増)、営業利益73億円(同4.8%減)、純利益48億円(同10.1%減)と減益を見込むことが嫌気されている。
コロナ禍からのペントアップ需要を含め、各種イベント開催や旅行、行楽シーズンの外出需要など外出機会の増加を見込むほか、前期からの値上げ効果も一定あり、売上高は増収を見込む。ただ、仕入れにおける円安の影響で売上総利益率の悪化を見込むほか、人件費や店舗費などの増加が利益を圧迫する。なお、年間配当予想は前期比5円増の55円を予定している。
なお、23年5月期決算は、売上高548億8800万円(前の期比15.1%増)、営業利益76億7000万円(同53.6%増)、純利益53億3600万円(同64.0%増)だった。