東京株式(前引け)=反落、円高警戒し一時400円超の下落

市況
2023年7月12日 11時47分

12日前引けの日経平均株価は前営業日比245円71銭安の3万1957円86銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は6億3091万株、売買代金概算は1兆6833億円。値上がり銘柄数は655、対して値下がり銘柄数は1091、変わらずは88銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、朝方は買い優勢で日経平均は上昇して始まったが、その後は先物を絡め急速に値を消す展開となり、マイナス圏で下値を切り下げる展開を強いられた。日経平均の下げ幅は一時400円を超える場面があった。外国為替市場で急速にドル安・円高に振れていることで、これを嫌気する売りがかさんだ。今月行われる日銀金融政策決定会合で大規模金融緩和策の見直しが行われるのではないかとの見方が、全体相場の売りを助長した。ただ、取引後半は徐々に戻り足となり日経平均の下げ幅は240円あまりにとどまっている。

個別ではレーザーテック<6920>が安く、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が売られたほか、ソニーグループ<6758>も軟調。三菱商事<8058>、三井物産<8031>など総合商社株も安い。デンソー<6902>も値を下げた。ローツェ<6323>が急落、ハニーズホールディングス<2792>も大幅安。半面、ソシオネクスト<6526>が買い優勢、川崎汽船<9107>も上昇した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも堅調。このほか、パルグループホールディングス<2726>、タマホーム<1419>が大幅高に買われた。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.