ライトオンが大幅反落、第3四半期最終損益で赤字幅が拡大
ライトオン<7445>が大幅反落している。11日の取引終了後に発表した第3四半期累計(22年9月~23年5月)単独決算は、売上高367億1800万円、営業利益3億1400万円、最終損益3億200万円の赤字となった。前年同期は連結決算の開示だったため、前年同期との比較はできないものの、最終損益の赤字幅が上期に比べて拡大したことが嫌気されている。
冬物商戦が苦戦したことやゴールデンウィーク明けに客数が伸び悩んだことに加えて、売上拡大に向けたLINE配信件数の増加などデジタル広告宣伝の強化を実施したことや、光熱費の高騰などにより販管費が増加したことが利益を圧迫した。また、閉店を決定した店舗や収益性の低下がみられた店舗について、減損損失を計上したことも損益を悪化させた。
なお、23年8月期通期業績予想は、売上高478億円、営業利益1億5000万円、最終損益5億5000万円の赤字の従来見通しを据え置いている。