ヒマラヤが反落、第3四半期営業利益は33%減
ヒマラヤ<7514>が反落している。11日の取引終了後に発表した第3四半期累計(22年9月~23年5月)連結決算が、売上高452億3800万円(前年同期比2.7%増)、営業利益12億6900万円(同32.5%減)、純利益10億3100万円(同23.6%減)と増収減益となったことが嫌気されている。
アウトドアアパレルやトレッキング需要が引き続き好調に推移していることなどを背景に、改装店、新店が好調な滑り出しとなったほか、既存店も堅調に推移し売上高は増収となった。ただ、キャンプ用品の在庫削減の推進により売上総利益率が低下したほか、旗艦店2店舗の全面リニューアル、新規出店5店舗の出店コストの負担などが利益を圧迫した。
なお、23年8月期通期業績予想は、売上高595億円(前期比1.0%増)、営業利益22億円(同7.8%増)、純利益14億8000万円(同3.4%増)の従来見通しを据え置いている。