株価指数先物【昼】 円相場を手掛かりとした仕掛け的な動きに

市況
2023年7月13日 12時12分

日経225先物は11時30分時点、前日比370円高の3万2310円(+1.15%)前後で推移。寄り付きは3万2170円とシカゴ日経平均先物清算値(3万2035円)を上回り、買い先行で始まった。寄り付き後はショートの流れが強まり、一時3万1930円まで売られ、下落に転じる場面も見られた。しかし、指数インパクトの大きいファーストリテイリング <9983> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]などが買われて指数をけん引するなか、日経225先物はショートカバーの動きが強まり、終盤にかけて3万2350円まで買われた。

日経225先物は米国市場の上昇を受けて買い先行で始まった後は、円相場が1ドル=138円前半まで円高に振れるなか、仕掛け的なショートが入ったようだ。ただし、1ドル=138円06銭を付けた後は138円半ばで推移しており、短期筋のショートカバーにつながったと考えられる。もっとも、前場の段階でショートカバーは一巡したであろう。ボリンジャーバンドの-1σと-2σとのレンジ推移が継続するなか、後場はこう着感が強まりそうだ。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.43倍に上昇した。ボリンジャーバンドの-1σを上回ってきており、NTショートを巻き戻す流れに向かわせそうである。

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