久光薬、人流回復やインバウンド増で3~5月期営業益8.4倍
久光製薬<4530>はこの日の取引終了後、3~5月期(第1四半期)決算を発表。売上高は前年同期比21.6%増の320億9600万円、営業利益は同8.4倍の43億6100万円と大幅な増収増益だった。
人流回復やインバウンド需要の増加を追い風に一般用医薬品が大きく伸びた。円安の影響で海外事業も好調だった。同時に、上限を200万株(自己株式を除く発行済み株数の2.57%)、または100億円とする自社株買いの実施を発表した。期間は7月14日から来年2月29日まで。
あわせて、エスエス製薬(東京都新宿区)から「エスカップ」「ラカルト」両ブランドに関する資産の一部を譲り受けることを明らかにした。譲受日は年内の予定。