エヌリンクスがカイ気配で水準切り上げる、3~5月期営業黒字化達成で上期計画も超過
エヌリンクス<6578>は寄り付き大口の買い注文に値がつかず、フシ目の300円を気配値のまま通過し、急速に株価水準を切り上げている。NHKの受信料の契約と収納代行事業を主要業務としていたが、最近は不動産関連サイト運営など多角化を推進している。業績は低迷を余儀なくされているが、足もとでは会社側の想定を上回って推移している。13日取引終了後に発表した23年3~5月期決算は営業損益が8100万円の黒字(前年同期は2500万円の赤字)と赤字から脱却し、上期計画の2300万円の黒字予想を超過した。これを好感する形で投資資金が流入した。