セブン&アイが大幅続落、第1四半期は増収減益で着地
セブン&アイ・ホールディングス<3382>が大幅続落している。13日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算が、売上高2兆6506億円(前年同期比8.3%増)、営業利益819億9200万円(同19.9%減)、純利益421億8000万円(同35.1%減)と増収減益となったことが嫌気されている。
高品質商品の開発やフェア販促に取り組んだことで国内コンビニエンスストア事業やスーパーストア事業は伸長したものの、北米を中心とする海外コンビニエンスストア事業で、ガソリン販売が価格高騰により前年に大きく伸びた反動が出たことが響いた。
なお、24年2月期通期業績予想は、売上高11兆1540億円(前期比5.6%減)、営業利益5130億円(同1.3%増)、純利益2850億円(同1.4%増)の従来見通しを据え置いている。