東京株式(前引け)=74円高、一時マイナス圏に下落も値を戻す

市況
2023年7月14日 11時48分

14日前引けの日経平均株価は前日比74円49銭高の3万2493円82銭。前場のプライム市場の売買高概算は7億3328万株、売買代金は2兆1779億円。値上がり銘柄数は523、値下がり銘柄数は1229、変わらずは82銘柄だった。

日経平均株価は上昇。米6月卸売物価指数(PPI)の上昇率が予想を下回り、米金融引き締めの長期化懸念が後退したことが好感され前日のNYダウは上昇した。これを受け、東京市場も買い先行となり、日経平均株価は朝方に一時300円超の上昇となった。ただ、その後は利益確定売りで値を下げ、マイナス圏に転落する場面があった。しかし、前場の引けにかけ再び買い意欲が強まりプラス圏に値を戻した。

個別銘柄では、レーザーテック<6920>やアドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>、ディスコ<6146>といった半導体関連株が高く、日本郵船<9101>や川崎汽船<9107>といった海運株もしっかり。リクルートホールディングス<6098>やエーザイ<4523>、オリエンタルランド<4661>が値を上げた。半面、ファーストリテイリング<9983>やソフトバンクグループ<9984>が安く、セブン&アイ・ホールディングス<3382>やソニーグループ<6758>も値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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