株価指数先物【昼】 買い一巡後は円高を手掛かりにショート優勢

市況
2023年7月14日 12時07分

日経225先物は11時30分時点、前日比80円安の3万2460円(-0.24%)前後で推移。寄り付きは3万2800円とシカゴ日経平均先物清算値(3万2730円)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。しかし、寄り付き後に付けた3万2850円を高値に軟化すると、現物の寄り付き後ほどなくして下落に転じた。売り一巡後は3万2400円を挟んだ保ち合いも見られたが、中盤にはレンジを下放れ一時3万2200円まで売られた。終盤にかけてはショートカバーが入り、3万2500円手前の水準まで下げ渋る動きとなった。

日経225先物は米国市場の上昇を受けて買い先行で始まった後は、円相場が1ドル=137円半ばまで円高に振れるなか、仕掛け的なショートが入ったようだ。また、前日に業績予想の上方修正を発表したファーストリテイリング <9983> [東証P]が朝高後に下落に転じたこともセンチメントを冷ます格好となった。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.49倍に低下した。14.58倍と上昇して始まり、ボリンジャーバンドの+1σ捉えたものの、その後の低下により、25日移動平均線水準で推移している。SQに絡んだ売買については、日経平均型は売り越し、TOPIX型は買い越しと観測されている。

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