SHIFTが上場来高値更新、第3四半期営業利益は56%増
SHIFT<3697>が続騰し上場来高値を更新している。13日の取引終了後に発表した第3四半期累計(22年9月~23年5月)連結決算が、売上高633億5500万円(前年同期比34.8%増)、営業利益82億3200万円(同56.0%増)、純利益39億7800万円(同7.1%増)と大幅増益となったことが好感されている。
営業やサービスの強化、グループ連携により顧客内深耕が進み顧客単価が大きく伸長したほか、高単価人材の稼働率底上げや社内教育による高単価人材の育成がエンジニア単価の上昇を牽引し、ソフトウェアテスト関連サービス、ソフトウェア開発関連サービス、その他近接サービスの全セグメントで売上高・売上総利益率が上昇した。一部の連結子会社で積極的な設備投資を行ったものの、大幅増益を確保した。
なお、23年8月期通期業績予想は、売上高870億円(前期比34.1%増)、営業利益94億円(同36.0%増)、純利益63億円(同26.7%増)の従来見通しを据え置いている。