AT&Tが下落 有毒ケーブル問題でアナリストの投資判断引き下げ=米国株個別

材料
2023年7月15日 0時03分

AT&T<T>が商いを伴って下落。通信株は有毒な鉛に覆われたケーブル網を全米に残したとの報道が嫌気され軟調な動きが続いている。ケーブルは水中、土中、頭上の電柱に放置され、人々が生活し、働き、遊ぶ場所にまで及んでいるという。

そのような中、本日はアナリストの投資判断引き下げが伝わった。「中立」に引き下げ、目標株価も従来の22ドルから17ドルに引き下げている。上記のニュースを理由に挙げており、銅鉛被覆の状況に対して、同社は特に高いエクスポージャーを持つ可能性があると警告している。この件の潜在的な責任は同社株にとって、定量化できない、長期的な圧迫要因であるという。

また、同社のモビリティ部門とコンシューマー・ワイヤライン部門における競争激化、そして、ファイバー配備コストの増加に伴う主要ワイヤレス事業とファイバー成長事業の減速も理由に挙げている。

(NY時間10:53)

AT&T<T> 14.47(-0.65 -4.28%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.