ヨシムラHDがカイ気配切り上げ、M&A効果で第1四半期は大幅な増収増益
ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>がカイ気配を切り上げている。前週末14日の取引終了後、24年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比44.3%増の115億8100万円、最終利益は同35.2%増の3億9300万円と大幅な増収増益となった。最終利益は第1四半期ながら通期計画に対する進捗率が約52%に上り、業績の上振れ期待が膨らんだようだ。
M&Aにより新たに6社が加わった。製造事業においては国内では原材料価格の高騰を受け価格改定を行った効果が出たほか、海外ではコロナ禍を経て社会経済活動の規制が緩和されたことを背景に、ホテルや飲食店向けの販売が回復した。