東京株式(前引け)=小反発、米株高に追随も買い一巡後伸び悩む
18日前引けの日経平均株価は前営業日比26円99銭高の3万2418円25銭と小反発。前場のプライム市場の売買高概算は6億2573万株、売買代金概算は1兆6675億円。値上がり銘柄数は1225、対して値下がり銘柄数は550、変わらずは59銘柄だった。
3連休明けとなったきょう前場の東京株式市場は、朝方は主力株中心に買いが優勢で日経平均株価は300円以上上昇する場面があったが、その後は戻り売りに上値が重くなり、上げ幅を縮小した。前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇したことで市場センチメントが改善したが、日米で企業決算が今後本格化するなか、この内容を見極めたいとの思惑もあって、買い一巡後は売りに押される地合いとなった。もっとも個別株の物色意欲は旺盛で、プライム市場の67%の銘柄が上昇している。
個別ではレーザーテック<6920>がしっかり、東京エレクトロン<8035>も買いが優勢となった。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが物色人気となったほか、SHIFT<3697>が商いを集め上昇した。サーバーワークス<4434>はストップ高人気に。半面、ソシオネクスト<6526>が安く、ソフトバンクグループ<9984>も冴えない。ファーストリテイリング<9983>も売りに押された。テラスカイ<3915>、and factory<7035>が急落、楽天グループ<4755>も下落した。