【市場反応】米6月小売売上高予想下振れもコアは強くドル買い再開

市況
2023年7月18日 21時53分

米6月小売売上高は前月比+0.2%となった。伸びは前月から鈍化しマイナスとなった3月来で最小の伸び。予想も下回った。ただ、5月分は+0.5%と、+0.3%から上方修正された。変動の激しい自動車を除いた米6月小売売上高は前月比+0.2%と、やはり伸びは予想を+0.3%を下振れ。5月分も+0.3%へ+0.1%から上方修正された。国内総生産(GDP)の算出に用いられる自動車・建材、給油、食品を除いたコントロールグループは前月比+0.6%と、5月+0.3%から伸びが予想以上に拡大し、需要が依然強い証拠となった。

同時刻に発表された米7月NY連銀サービス業活動は横ばいと、6月‐5.2%から改善。

米国債相場やドルも荒い展開。米2年債利回りは4.66%まで低下後、4.73%まで上昇。ドルは予想を下回る結果で一時売られたのち、コアが予想を上回ったため再び買われた。ドル・円も137円70銭まで下落後、138円62銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1269ドルまで上昇後、1.1223ドルまで反落した。

【経済指標】

・米・6月小売売上高:前月比+0.2%(予想:+0.5%、5月:+0.5%←+0.3%)

・米・6月小売売上高(自動車除く):前月比+0.2%(予想:+0.3%、5月:+0.3%←+0.1%)

・米7月NY連銀サービス業活動:0(6月‐5.2%)

《KY》

提供:フィスコ

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