TWOSTONE&Sons---3Qは2ケタ増収増益、成長投資に注力しながらも、期初想定を大幅に上回る着地

材料
2023年7月19日 9時36分

TWOSTONE&Sons<7352>は14日、2023年8月期第3四半期連結決算を発表した。連結業績(22年9月-23年5月)の売上高は前年同期比49.0%増の71.27億円、営業利益は同66.3%増の2.89億円、経常利益は同58.8%増の2.86億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同63.9%増の1.99億円となった。

営業利益、親会社株式に帰属する当期純利益等は第3四半期累計機関末時点で、期首予算を超過しており、4Qは超過利益を原資に来期を見据えた投資を行っていく予定だ。

同社の事業領域と相関の高いIT市場においては、デジタルトランスフォーメーションへの投資案件も増加基調は続いており、ITエンジニアに対する企業の採用意欲は依然として高い水準にあることから、デジタルシフトを進める企業にITエンジニアを提供する同社の役割は、より重要なものになると認識している。このような事業環境下において、同社は企業のデジタル化を推進すべく、企業に対しITエンジニアリソースの提供を行うとともに、社員へのデジタル教育を行いたいというニーズに応えるために、ITエンジニアの独立支援を行うMidworks事業の拡大に注力した。

第3四半期業績(23年3月-23年5月)について、四半期売上高は25.41億円(前年比40.8%増)を達成し、売上高・売上総利益ともに、11四半期連続での最高値を更新した。第3四半期は、第2四半期に引き続き、新規採用者の教育・組織体制強化に注力した。広告投資額は前年並みであるにも関わらず、エンジニア登録数は前年比で増加した。これは、Midworksのブランド化、知名度向上が寄与した結果とみられる。販管費は0.99億円増加(同21.5%増)となったが、営業利益は1.49億円(同45.4%増)と前年数値を大幅に上回る着地となり、レバレッジを効かせた経営ができたとしている。

2023年8月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比31.4%増の90.29億円、営業利益は同30.1%増の2.54億円、経常利益は同23.4%増の2.46億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同25.2%増の1.68億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.