アクセル---V-net AAEONが、「ailia SDK」を搭載した高速エッジコンピュータを販売
アクセル<6730>は18日、独自開発した「ailia SDK」をプリインストールした高速エッジコンピュータ(BOXER-8641/BOXER8640)が、V-net AAEONから販売されることを発表。
「ailia SDK」は、高速推論を実現したAIフレームワークで、270種類以上の学習済みモデルが付属している。利用者は、PythonRやC#、C++など一般的に使用されるプログラミング言語を使ってAIシステムを作成でき、簡単かつ迅速にAIを導入することができる。
BOXER-8641/BOXER8640は、NVIDIAのJetson AGX OrinTMを採用し、AIの画像認識などを高速処理することができ、「ailia SDK」の3か月間のライセンスが付属している。顧客は高速エッジコンピューティングの利点を最大限に活用し、迅速かつ効果的にAIを実装することができる。組み込み機器上でも最新の大規模なAIモデルを高速処理することができる。
同社は、高度なアルゴリズム開発力を強みに、先端LSIの設計開発や機械学習/AI、暗号技術及びブロックチェーン技術を活用したソリューションを提供している。今後は、「ailia SDK」をプリインストールした産業用PCを「ailia Ready」と総称し、アライアンス企業と緊密に連携しながら、認知度の向上と拡販に努めていく。
《SI》