ダウ先物は横ばいで推移 ゴールドマンは決算受け冴えない反応=米国株

市況
2023年7月19日 22時14分

米株価指数先物(9月限)(NY時間08:49)

ダウ先物 35134(-8.00 -0.02%)

S&P500 4588.00(+0.25 +0.01%)

ナスダック100先物 16001.50(+26.75 +0.17%)

米株価指数先物市場でダウ先物は横ばいで推移している一方、ナスダック100やS&P500は堅調に推移している。決算に注目が集まる中、先ほどゴールドマン<GS>が決算を発表し、不動産の評価損やグリーンスカイ融資事業を傘下に持つ消費者向け事業の、のれん代償却が最終利益に響いた。同銀は事前に冴えない決算になりそうだと警告していたこともあり、時間外で株価は小幅な下落に留まっている。

エコノミストやストラテジストからは懸念の声が多いものの、米株式市場はその声を無視し、堅調な推移を続けている。ダウ平均は前日までで7連騰し、2021年3月以来の最長となった。

これまでのところ、決算シーズンは好調なスタートを切っており、事前に予想自体が下方修正されていた面も大きいが、S&P500企業のうち、決算を発表した企業の82%が予想を上回る最終利益を報告している。

ソフトランディングのシナリオが市場の雰囲気を後押ししており、先週の米消費者物価指数(CPI)も勇気づけているようだ。市場からは「年末に近づくにつれ、業績が下降線を辿ることを信じるのは難しくなって来ている。多くのIT・ハイテク企業の業績を見ると、一旦落ち込んだ業績が再び加速し、成長し始めている。それは年初とは全く異なるシナリオだ」との声も出ている。

なお、本日は引け後にテスラ<TSLA>、ネットフリックス<NFLX>、IBM<IBM>、ユナイテッド航空<UAL>などが決算を発表予定。

(NY時間08:59) 時間外

ゴールドマン<GS> 332.25(-5.02 -1.49%)

アップル<AAPL> 193.61(-0.12 -0.06%)

マイクロソフト<MSFT> 360.77(+1.28 +0.36%)

アマゾン<AMZN> 133.89(+1.06 +0.80%)

アルファベット<GOOG> 124.41(+0.33 +0.27%)

テスラ<TSLA> 294.85(+1.51 +0.51%)

メタ・プラットフォームズ<META> 313.71(+1.66 +0.53%)

AMD<AMD> 121.02(+3.09 +2.62%)

エヌビディア<NVDA> 474.68(-0.26 -0.05%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.