ハリバートンが決算受け下落 北米でのシェール掘削が減速=米国株個別
資源企業向けエンジニアリングサービスのハリバートン<HAL>が取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を若干下回った。北米でのシェールの掘削が減速したことが響いたが、探鉱業者が海外での掘削を促進する中、シェールでの活動鈍化を浮き彫りにしている。株価は下落して始まっている。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.77ドル(予想:0.75ドル)
・売上高:58.0億ドル(予想:58.5億ドル)
完成工事および生産:34.8億ドル(予想:35.1億ドル)
掘削・評価:23.2億ドル(予想:23.4億ドル)
北米:27.0億ドル(予想:27.7億ドル)
欧州・アフリカ・CIS:6.98億ドル(予想:7.05億ドル)
中東・アジア:14.1億ドル(予想:14.3億ドル)
南米:9.94億ドル(予想:9.49億ドル)
【企業概要】
米国・欧州・アジア等の石油・ガス生産者向けにエネルギー関連製品とサービスを提供する。炭化水素の探査、地質データの管理、掘削、地層の評価、坑井の建設や完成、生産の最適化等のサービスを提供する。
(NY時間09:44)
ハリバートン<HAL> 37.48(-0.64 -1.67%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美