NY為替:英6月インフレ鈍化でポンド売り、ドルはおおむね底堅く推移

通貨
2023年7月20日 6時08分

19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、139円40銭へ弱含んだのち、139円99銭まで上昇し、139円65銭で引けた。米6月住宅着工件数が予想を下回ったため一時ドル買いが後退。しかし、英国のインフレ鈍化でポンド中心に欧州通貨が売られ、ドルが堅調に推移した。

ユーロ・ドルは、1.1225 ドルから1.1175ドルまで下落し、1.1202ドルで引けた。ユーロ・円は156円88銭から156円20銭まで下落。ポンド・ドルは、1.2868ドルまで下落後、1.2938ドルまで上昇した。英国の消費者物価指数の伸びが予想以上に鈍化したため英中銀の追加利上げ観測後退でポンド売りに拍車がかかった。しかし、英中銀のラムスデン総裁のインフレに著しい鈍化が見られるものの依然非常に高いとのタカ派発言で利上げ観測が再燃し、ポンドは下げ止まった。ドル・スイスは0.8571フランへ弱含んだのち、0.8613フランまで上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

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