ポエック---3Qは2ケタ増収増益、全てのセグメントが順調に推移

材料
2023年7月20日 9時14分

ポエック<9264>は14日、2023年8月期第3四半期(22年9月-23年5月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比19.7%増の50.63億円、営業利益は同84.8%増の2.67億円、経常利益は同82.1%増の2.91億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同47.0%増の1.73億円となった。環境・エネルギー事業の売上高は前年同期比23.5%増の28.31億円、セグメント利益は同156.9%増の1.76億円となった。前期より引き継いだ水処理機器関係の大型受注案件が実績に反映されてきた。また、養殖市場が活況に推移している背景を受けて、同社グループで製造販売する海水用ヒートポンプチラーの受注が好調に推移し導入が進んできたことで、増収増益となった。動力・重機等事業の売上高は同15.3%増の18.97億円、セグメント利益は同6.5%増の1.50億円となった。工作機械関連の需要が増加傾向で推移していることや、船舶関連の小型エンジン部品の加工受託量も増加していることから売上高は順調に推移した。一方、鉄材料の価格は上昇傾向で推移してきており、この要因から売上原価率が上昇した。防災・安全事業の売上高は同14.8%増の3.34億円、セグメント利益は同15.7%増の0.19億円となった。新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、病院・福祉施設等の稼働状況も消防設備ニーズも徐々に持ち直しの傾向にあった。こうしたなか、同社グループが製造販売するスプリンクラー消火装置ナイアスの受注は増加基調で推移してきた。2023年8月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.1%増の62.76億円、営業利益が同3.3%減の2.65億円、経常利益が同9.4%減の2.65億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.41億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.